7月31日
晴れ渡った空、暑い1日となった2017年7月31日。
お台場の駐車場では『GLAY』のサプライズフリーライブが敢行されました。
この7・31というのは「GLAYの日」とファンに呼ばれる、1999年に幕張の20万人ライブ『SURVIVAL』が行われた日。
この1999年の20万人ライブ、ツアーパンフを手掛けていた我が師匠木村直軌氏のもと、私もオフィシャルカメラマンとして撮影しました。
見たこともない大きなステージ、大波のような人の渦
沈む真っ赤な夕陽に溶けながら歌うメンバーの美しさ◎
いやぁ、あのライブの光景は忘れることは生涯ないでしょうねぇ。
美しさもさることながら、とにかくライブの規模がデカすぎて、こんなセットも内容も今まで見た事無くって、圧巻。
リハーサルのあった本番前日は私もステージに上がっていたのですが、テストした特効の炎があんまりにすごくって。。すぐ近くにいたHISASHIさんとその熱風のすごさが言葉にならなくって、見開いた目を合わせて大笑いしたっけ。
サブステージに上がろうとカメラ抱えてうんしょうんしょと登っていたら、当時セキュリティに付いてた『ネスタ』と呼ばれる黒人が、にっこり笑ってひょいと持ち上げてステージに乗っけてくれた。細かった頃とはいえ、カメラ持った成人女性を頭より高い所にヒョイって。さすがボディガード!って感動したっけ。
どこまで行っても人、振り返っても人、見渡す限り人だらけ。
余りの人の多さに、携帯電話がdocomoもJ−phoneも一切通じなくなって。当時一番シェアの少なかった、私の使ってたIDOだけがかろうじてなんとか使えたんだっけ。
想像のつかない規模、あの夜ニュースで見た航空映像は衝撃だったなぁ。
情報錯綜もすごくって、色んなこと分からないままに炎天下の中、とにかくFILMに残さなくちゃならんのだ!!って、死に物狂いで走って撮影したのもいい想い出。
そんな汗だくの中、沈む陽に溶けるようだったメンバーが本当に美しくってね。
あぁこの仕事してて本当に良かった、って思ってたっけ。
EXPOと呼ばれるようになったGLAYの大型ライブ。2014の東北EXPOでは、独立した私がカメラマンとしてTOHOKU EXPOの写真ムックを撮影させて頂きました。
その撮影の少し前、久々にメンバーにお会いし挨拶した時の嬉しさったら!!
いっつも師匠に名前を連呼されて忙しく走り回ってたワタシ、函館生まれだからとメンバーに可愛がってもらってた『写真小僧』がとうとう彼らを撮影するのだよ。
色んな準備も何もかもが楽しくってしょうがなくって。ネイルまで岩手のネイリスト友達、志田真梨子に頼んで、撮影の前日にGLAY仕様にしてもらったっけ。
ふふふ、ビンテージっぽいロックなネイル、かわいいでしょ(^_-)
Nail Art by Mariko Shida @ S-PIO Ohfunato,Iwate
https://ameblo.jp/beautiful1978/
http://ohfunako.com/s-pio.html
https://www.instagram.com/mariko_shida/?hl=ja
いつも気さくで優しい笑顔をくれる、会うと心から嬉しくなるそんなメンバー。
『20万人』から18年後の今年の同じ日、同じくらい暑い炎天下。
未だに一線を走り続ける彼らを、未だカメラマンとして撮影出来る自分に幸福感が溢れたお台場。
続けるってなんであってもホント大事なことだよね。
ブログトップの写真は、師匠の写真の入った、18年前のオールフリースタッフパスと18年後のライブ会場(^_-)
18年の積み重ねにココロから感謝!