『仕事』はなんとも気持ちのいい撮影の出来た1月。
SONYさんのお仕事で、SONYサポートのプロカメラマンとしてaiboのイベントで一般の方を撮影させてもらったり。
一度撮影してみたい!と思ってた個性派ベテラン俳優さんを撮影させてもらったり。なんとも、勢いのいい方に進んだひと月(^-^)
私の中で、なにか色んな区切りの出来たひと月。
これから始まる自分に『OK』出せたひと月。
『撮影始め』は去年と同じ人。
もしかしてもう撮れなくなるかもな。。なんて心配してた人。
なのでそのホンワカした笑顔に会えたらとても嬉しくなった。
『僕も今日から仕事始めなんだ』
穏やかな陽射しの中、愛犬と戯れる姿、同い年の色気のある男性な姿。
今年もたくさん撮影出来ますように(^-^)
嬉しかった撮影は、子供の頃大好きだった番組『欽ちゃんの仮装大賞』の萩本欽一さん。
小学校の頃は年に2回ほどの仮装大賞、楽しみにしてました。
でもそして実は、私がテレビを見なくなった理由の始まりも、この『欽ちゃんの仮装大賞』
欽ちゃんはいつも陽気で楽しかった、けれど。
コメントや点数や、司会を進める欽ちゃんの笑顔に。
なぜなのか大人の都合や力の流れ、テレビで見えない世界に逆らえない欽ちゃん、を勝手に感じてしまった子供のワタシ。
『好きなのに観たくない』と云う不思議な感覚に襲われたのを憶えています。
テレビ誌を撮影してるのに、中学からはほぼテレビを見ず、20年はテレビを持たない私。
その原点の『仮装大賞』
色んなカメラマンとしての原点を自分に問う様で、印象的な撮影になったのでした。
ちなみに。
実際の萩本さんは若くて勢いも有って。小柄だけど脚が長くて。
そしてやっぱりキュートな『欽ちゃん』でしたよ(^_-)
そして同じ週、前日に急に入って来たのは、去年私が大きくへっこんだ撮影の相手。
私のミスでたくさんの人に迷惑をかけ、お金もたくさんたくさん飛んで行き。
去年の夏は呆然の夏、本当に本当にへっこんだ...
でもお蔭で自分のカメラマンとしての生き方を深く深く見直して、色んな本音にも気付いたし。
その後、色んなことを大きく変化させるキッカケにもなった、そんな出来事。
だから同じ編集部からの撮影依頼、は。
5ヶ月ほどたった私にとって
「一つ『禊落とし』をこの始まりの1月に出来るんだ。」
そんな気がした大きなプレゼント。
とってもありがたい思いで一杯。
『人ってやっぱりあったかいなぁ』って。
また一つ、怒りや嫉妬の負の感情が起きる回路を捨てれた気分。
スーパームーンのブルームーンの皆既月食だった31日。
月を見ながらのBarで終電を逃し。
朝までイス並べて寝かせてもらった私らしい締めくくりの1月(笑)
『ほら、朝だぞぉ〜』ってダルユルなマスターにケツ叩かれて目が覚めて。
たった3度目の私に、そんなマスターの上着が掛けてあった。
『あぁ、やっぱり人って最高だな。』
嫌だった想いも一区切り。
気持ちを切り替えて始められる。
人を想う事、愛情で写真撮る事、それくらいしか取り柄は無いけど。
『人を撮るコトでみんなに返して行きたいなぁ。』なんて。
元日からもらったたくさんの愛情の友人の顔を思い浮かべる。
いつも以上にたくさんの人の愛情貰って、愛情を渡すありがたさに気が付く。
十代半ばから、いわゆるな正月に縁の無かった私。
正月ってのは身体もココロも痛いほどの淋しさと過ごす日、だとずっと思ってたけど。
なにも新年ったって、この生活は変わらないよ、ってずっと思ってたけど。
正月なんて大嫌いだ、って本当は思ってたけど。
家族の居る人だけのもん、じゃない。
なんだよ、新年って、さ。
案外いいもんじゃん、さ(^_-)
新年って、さ。おしまい。